いままで日本料理のレストランに行く機会は何回かありましたが、どれも「日本人に評価が高い店」に行ってました。
一方で私が行ったこのレストランは、バルセロナ市内に3店舗系列店があるのですが、どこもTripAdviserで評価が高かったのでここにしてみました。
さて、実際に出て来たメニューでびっくりしたことが2つ。
・焼きそばの味が濃過ぎる(正確には甘辛い)
・鮨に使う醤油が薄い
天ぷらは美味しかったけど、この2つに関しては正直がっかりでした。
しかしその後に、美容師さんに意外な話をききました。
・焼きそばの味が濃いのはスペイン人の好みに合わせている。日本人の好む焼きそばの味だと薄くて物足りないらしい。正直、同じ調味料の量で2倍の面を料理するか、半分の調味料で料理して欲しいくらいの濃さだったけど、それがスペイン人の好みらしい。
・鮨に使う醤油が薄いのは、スペイン人が鮨に醤油を大量につけてしまうから。日本の醤油を鮨に大量につけると辛くて仕方ないので、薄めてあることが多いとか。
味の濃さに関して若干矛盾しているような気もするけど、本当なら所変われば和食も変わりますね。驚きの経験でした。
これが"Japanese restaurant for Spanish"かと実感しました。
オペレーションの初めの授業で"BENIHANA"というアメリカでの鉄板焼きの店を扱ったのですが、あれもJapanese restaurant for Japanese"かと言われるとまあ違うでしょう。でも、"Japanese restaurant for American"だからこそアメリカで成功したのでしょう。
この店も"Japanese restaurant for Spanish"だからこそ3店舗も持っているのかな。
日本人としてはちょっと複雑だけど、日本食が海外に普及してくれるのならそれもアリかなと思います。
以下、食べ物の写真:
・天ぷら。パプリカ等日本じゃ使わない野菜の天ぷらとかもあるけど、とても美味しかった!
・鮨。美味しい。でも醤油が薄い。
・うなぎとフォアグラの太巻き。スペインでうなぎを食べたこと無かった。
レストラン1つ取っても色々な発見があって面白いです。
(Shamrock)
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